「地域の人が子育てを応援してくれる」っていいね!
~ファミサポでつながる子育ての先輩・後輩~

利用者の9割がファミサポのサービス内容に満足しています!

利用者の8割が「すぐに」協力会員を見つけています!

 ファミリー・サポート・センターの利用者をたずねて、地域での子育ての支え合いについて話をお聞きしました。

地域で子育てを支えるシステム

 仕事で保育所への迎えに間に合わない、体調を崩してしまい病院へ行きたい、少しの間でも子どもの面倒を見てほしい…ママの悩みは尽きないもの。
 そんなとき、「子育ての手助けが必要な人」(=依頼会員)と「子育てを手助けしたい人」(=協力会員)の出会いと、地域での助け合い活動のお手伝いをするのがファミリー・サポート・センター(ファミサポ)です。
 センターへの入会金・会費は無料。生後3か月から小学6年生までのお子さんがおり、子育ての手助けが必要な方は、1時間半の説明会に参加・依頼会員登録をしてサービスを利用します。また、有償ボランティアで手助けする方は2日間の講習会に参加し、子どものケガや安全などについても学び、協力会員になります。自宅でお子さんを預かることができる方であれば、資格の有無は問われません。

子どもを預ける・預かる以上の関係に

 この日、話をお聞きしたのは依頼会員の高田さんと、協力会員の市川さん。
 高田さんは、毎週水・木曜に3~4時間ほど、生後10か月の長女、翔子ちゃんを市川さんに預けています。書道と三味線、民謡教室の先生をしている高田さんは、出産後、教室に復帰するため、お子さんを預けるサービスを調べていたところ、ファミサポにたどり着いたそう。

依頼会員の高田さん:

一時保育は1歳以上にならないと預けることができませんが、ファミサポでは3か月目から預かってもらえるので、とりあえず登録しておこうと、説明会に申し込んだんです。その後、近くに住む市川さんをご紹介いただきました。
 お会いした時の印象が良かったことはもちろんですが、市川さんは小学生のお嬢さんがいますので、安心して預けられると思いました。お世話になり始めてもう半年になりますが、市川さんもお嬢さんも、とても娘を可愛がってくれています。
 これまで、民間のサービスを利用したこともありますが、高額で…。その点、ファミサポは料金についても1時間700円と低額なので、とてもありがたいです。それに、市川さんも同じ地域に住んでいるので近くの小児科の評判を教えてもらえることや、子育ての先輩として育児のアドバイスをもらえるなど、今では単に子どもを預けるだけじゃなく、頼りになる存在です。」

 市川さんが協力会員になったのは、一人っ子の長女が小学生になった2年前のこと。子どもが大好きな市川さんは、資格がいらないことに加えて、長女が喜ぶと思い、会員登録したそう。

協力会員の市川さん:

「翔子ちゃんを初めてお預かりしたのは生後6か月の時で、泣かれ続けたらどうしようかと不安もありましたが、機嫌がよくてホッとしたことを覚えています。預かる時の心構えは、『何より預かっているお子さんを最優先に考えること』です。お預かりする時に機嫌や体調をお聞きすることで今日のお子さんの状態を把握します。そしてお迎えに来られた時には、何を食べたり飲んだりして、どう過ごしたかを報告をすることを心がけています。」

 「小さな子どもが好きなので、預かっている時間はとても充実しており、お金をいただくのが申し訳ないほどです。『手助けをする』と気負うのではなく、かわいいお子さんを預かって自分が楽しむぞ!という気持ちで、協力していただける方が増えれば嬉しいです」と、協力会員への参加を呼び掛ける市川さんでした。

依頼会員も協力会員も、まずは気軽に利用してみて

 1歳半の双子のお子さんがいる依頼会員の小島さんと、協力会員の藤本さんにも話をお聞きしました。小島さんは月に1回程度、リフレッシュのためにファミサポを利用しています。
 ファミサポの協力会員になり11年目を迎えた藤本さんは、ご自身も双子のお子さんを育てながら、これまで20人以上のお子さんを預かり、今では高校生になったお子さんもいるそうです。

依頼会員の小島さん:

「双子の子育てをしていると、とにかく自分の時間が欲しくなります。1・2時間でも、本屋さんや喫茶店に一人で出かけて気分転換できるのがとてもありがたいです。新たな気持ちで子どもに向き合えます。
リフレッシュのためにお願いしてもいいのかな?と思われる方がいるかもしれません。ためらわず、利用したい目的を相談してみてください。きっと子育てが楽になりますよ。」

協力会員の藤本さん:

「ファミサポの協力会員になってご近所とのつながりが深まりました。お世話した子どもたちの成長をそばで見ることができたり、近所でばったり会った時に親しくお話ができたりと、地域の子育てを応援していることが実感できますね。他人の力になれるって本当に励みになります。少しでも興味があれば、まずはお出かけの付き添いから始めるという方法もありますよ!」

 地域でつながり、子育てを支え合うために、ファミリー・サポート・センターの活動に参加してみてはいかがですか。

高田さん・市川さん(取材日:2017年2月9日)
小島さん・藤本さん(取材日:2016年12月18日)