2023年度 第1回 こどもの食の困りごと、どうやって解決していますか?

藤本 恵美子 先生(管理栄養士・健康局健康企画課課長)

今年度、このコラムの執筆者の一人として担当します、健康局健康企画課の藤本です。どうぞよろしくお願いします。

 

早速ですが、皆さんは、お子さんの「食」について、悩み事や困りごとがあったとき、どうされていますか?スマホでキーワード検索して調べる、また、最近では、チャットでAIに聞いてみるという方もいらっしゃるかもしれませんね。いつでも、どこでも調べられる、便利な時代になってきました。一方で、検索しても、これだ!という回答にたどりつけない…とか、たくさんのやり方がヒットしてしまい、結局どれを見て、どうしたらいいかわからない!とか、あれもこれも見ていたら、あっという間に時間だけが経っていて、調べるだけで疲れてしまった!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな方には、神戸市に住んでいる方だけが利用できる「KOBE栄養相談ダイヤル」がおすすめです。「離乳食のはじめ時がわからない」「食物アレルギーだけど、栄養が偏ってしまわないか心配」「がんばって作っているのに、全然食べてくれない」などの相談に、一人ひとりの状況を聞かせてもらったうえで、例えば「無理に食べさせなくても大丈夫。誰でも、食べたい日もあれば食べたくない日もありますよね。いつも、子ども用に手作りではなく、普段大人が食べているメニューをちょっとアレンジしたり、市販のお惣菜やベビーフードも使えますよ」といった内容で、相談経験豊かなスタッフが、お答えしています。
 もちろん、ちょっと聞きたいだけ、こんなこと聞いてもいいのかな?という場合や、子どものことだけでなく、ご自身や家族に関するご相談も大丈夫です。お気軽にお電話ください。

 
相談日時:月・水・金曜の9:30~15:30
ダイヤル番号:078-681-0031 
市ホームページ:栄養相談ダイヤル(外部サイトへ遷移します)

 

次回は、8月上旬、夏休みの配信に登場します。お楽しみに!

藤本 恵美子 先生(管理栄養士・健康局健康企画課課長)

2015年度より、食育・栄養指導担当として、乳幼児から高齢者まで各ライフステージに応じた食育推進事業、施策の企画調整に携わる。「子どもの食の困りごと」「夏休みの子どもの食事」「離乳食の作り方講座」「赤ちゃんを守るための食の備え」について、コラムを執筆予定。

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